2021年もあと1ヶ月余りとなりました。
寒波の到来により平野部でもみぞれ混じりの雨が降りました。
これからの3〜4ヶ月間は晴天の日が貴重になります。
日曜日は待望の晴れとなり、朝から釣りを楽しむことができました。
まずは落ちキスから
今日の本命はキジハタ(アコウ)とカサゴだったのですが、その前にシロギスを家族に少なくとも1匹ずつ確保しておこうと考え、まずは前回シロギスがたくさん釣れたポイントに行きました。
海老江浜(射水市)のシロギス
砂浜の波打ち際は穏やかですが、少し沖にあるテトラポットには激しい波が打ち寄せて唸るような波音がしていました。冬型の気圧配置により沖合は波が高いですが、消波ブロックの内側は比較的穏やかなので、きっとシロギスの群れがいるはずだと思って餌を投げ込みました。
すると、第1投目からWでシロギスが釣れました。サイズは巨大ではありませんが、20cm弱の良い大きさです。その後も投げ込むと必ずアタリがあり、早々に家族が1匹食べられる数を確保することができました。
フグとの格闘
その後はフグが釣れはじめました。フグは強靭な歯を持っており、仕掛けを噛み切って逃げられることしばしばあります。釣り上げた時も針を抜くのがとても大変です。写真でお見せするのは差し控えましたが、フグを釣ってしまった時はハリスを噛み切られないようにハサミでフグの口に切れ目を入れさせていただきます(フグさんごめんなさい)。そうこうして、フグと格闘しているうちにシロギスを釣り上げることができず、落ちキス釣りは終了となりました。
テトラで穴釣り
テトラポットから落とし込み
いよいよ今日の本命を求めてに海老江浜から新湊の堀岡漁港に移動しました。1ヶ月前に富山マラソンで走った新湊大橋のちょうど真下になります。
テトラポットの穴釣りの方法は簡単です。
短めの竿にご覧のようにオモリと針が一緒になったこのような仕掛けをくっつけるだけでOKです。
餌は生き餌を使います。シロギスと同じでイソメ類やあるいはオキアミでもよいのですが、フグなどの餌取り餌を取られれてしまうので、釣具屋さんにサバの切り身やイカの塩辛が良いと勧められました。
前回の穴釣りでは釣具屋さんでサバの切り身を買っていったのですが、600円もしたので、今回は近所のスーパーで前日に特売の塩サバ(298円)を1パック買っておいて切って冷凍庫で凍らせておいたのを持って行きました。Youtubeでも餌にするサバ切り方が出ています。
ウナギのようなクネクネした魚が釣れる
穴釣り開始です。
高所恐怖症なので正直怖いです。イザというときのためにライフジャケットを身に着けておいたほうが良いですね。もしもの時は助けを求められるように独りで行動しないで誰かと一緒にいるほうがよいです。
本命が釣れるのに期待して、竿を上下に動かしていると、ガツンと重さを感じました。何だ?と思って上げてみると、ニョロニョロした魚ではないですか!
とても気持ちが悪いです。
人間は本能的に蛇のような生き物を見ると逃げるようになっているのでしょうか?尻尾をパタパタ動かすので針を外すのがとても怖かったです。
得体の知らない物を目の前にするのも不安になる原因なのでしょうね。穴子は知っているけど、違うようだし、ウミヘビではなさそうだし、何だろうという疑問が不安にさせます。
ネットで調べたら、「ギンポ」と呼ばれる魚で、実は高級魚なのだそうです。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%83%9D
ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑より
白身で身が詰まっているのでシロギスと一緒に天ぷらにしてみました。
そしたら、めちゃくちゃ美味しかったです。
今度はギンポ狙いでいっても良いぐらいに思いました。
ついに本命のカサゴ
ニョロニョロがまた釣れるのではないかという恐怖を覚えつつ、頑張って釣り続けていると遂に本命のカサゴが来ました。ビックサイズではありませんが、ご覧の通り、かわいいお口をしたカサゴが釣れました。
私もサバ大好きですが、カサゴさんもサバの切り身好きなのですね。
とても親近感が湧いてきます。
結局、この日は本命のカサゴは1匹だけでしたが、煮魚の調理をして家族でちょっとずつ身を摘んで美味しくいただくことができました。
まとめ
冬は日中の日が差す時間が短いですが、一日に砂浜とテトラポットと異なった漁場を楽しむこともできました。
釣れた魚の数は多くはありませんでしたが、家族で晩御飯を一緒に食べるのにちょうど良い数でした。
「ギンポ」という未知の魚との遭遇に驚きもあり、天ぷらの美味を知った喜びもありまりた。
冬の貴重な晴れの日に素晴らしい時間を過ごすことができた海に感謝します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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