8月も終盤を迎え、そろそろハゼ釣りに行ってみたいなと思いはじめていた矢先に、東京で仕事が入りしばらく東京で過ごすことになっため、週末を東京で過ごすことになりました。東京はハゼ釣りが有名なので、きっと簡単にハゼ釣りを楽しめられるはずだと思いました。トーマスの8月最後の週末は東京で初めてのハゼ釣りをやってみることにしました。
釣り道具がない!でも大丈夫
DAISOに行けば道具が全て揃う
以前のブログで書いたのですが、今DAISOでは「釣りコーナー」が設けられており、釣りを楽しむのに必要な釣り具がひととおり売られています。キス釣りやハゼ釣り、豆アジ用のサビキの仕掛けや釣り竿、リールまで手に入れることができます。しかも、お手頃な価格にもかかわらず性能の高いアイテムが揃っています。2000円あれば道具を買い揃えて釣りに行くことができます。
餌は簡単に手に入る
ルアーで釣るのであればDAISOでも手に入りますが、トーマスは生き餌を使いたい派です。東京は都心にも池袋や新宿、新橋など主要駅付近に上州屋があるので、そちらで生き餌を手に入れることができます。営業時間が午前11時〜午後10時となっていますので、早朝に釣りをしたい方は前日の夜に仕入れておかなければなりませんが、のんびり出かけても良い方でしたら、上州屋に立ち寄ってから釣り場に出かけても良いでしょう。あるいは釣り場の近くにある釣具店、もしくは自販機がある場合もありますので、事前にチェックをしておくと良いでしょう。
都心に最も近い釣り場 若洲
アクセス
若洲公園は東京の江東区にあり、鉄道の最寄駅は新木場になります。新木場駅はJR(京葉線)と東京メトロ(有楽町線)で行くことができ、鉄道のアクセスは便利です。JR東京駅からJR新木場駅までの所要時間は10分です。若洲公園までは新木場駅から都営バスが1時間に2〜3のペースで出ています。トーマスは運動を兼ねてバスを使わずに歩いて行くことにしました。
駅のロータリーを出て、まずは東京ディズニーリゾートを目指すように東方向に進むと、JR東日本系ホテルメッツの横に釣り餌の自動販売機があります。ハゼの仕掛けも自販機で買うことができます。やはり、この辺りは電車で釣りに来る人が多いのでしょう。この通りを真っ直ぐ進むと、また釣り餌の自動販売機が目に入ります。Google Mapでは「釣り餌自動販売機2号機」と名付けられています。こちらは車を車道に一時停車して餌を買うことができます。東京ゲートブリッジに通じる東京港臨海道路を右に曲がってひたすら東京湾に向かって進みます。この辺りがちょうど荒川の河口付近になります。若洲公園を目指してしばらく歩くと若洲橋が見えてきて、橋から見下ろす風景にはヨットスクールの実演講習の様子を見ることができます。若洲橋を渡り終えると若洲公園エリアに到着です。手前はゴルフコース、奥がキャンプ場になっています。公園をぐるっと周るサイクリングコースもあります。正直都心にこんなに海と自然楽しむ公園があることを知りませんでした。そして、目的地である海釣り公園はキャンプ場のさらに奥、東京ゲートブリッジの真下にあります。海釣り公園には売店があり、ここでは餌や仕掛けを購入することができますし、何と!仕掛け付き釣り竿のセットもレンタルできます。手ぶらで釣りを楽しめるのはとても便利です。
多くの釣り客でにぎわう
アクセスも便利で‘キャンプ場が隣接しており、釣り場は安全柵が設けられているので小さいお子さん連れでも安心して釣りを楽しめます。今日は夏休みの最後の週末ということもあり、多くの家族連れで釣り場は大賑わいです。
こに来る前に仕入れた情報では、夏から秋にかけて青イソメでハゼが釣れると出ていたので、餌も仕掛けもハゼ釣り1択で来ました。ところが、皆さんが狙っていたのはイワシやアジでサビキ釣りでした。カタクチイワシがポツポツとあがっています。サビキ釣りの家族が両脇にいる間に1人分のスペースがあったので入らせていただき、青イソメをつけてイザぶっ込み釣りに挑戦…と思いきや何やら私に向けられた目線が気になります。真っ直ぐ投げられているし、両隣には迷惑をかけていないはずなのですがー
後でこの釣り場のルールについて書いてある看板を見ると、「投げ釣り禁止」でした。正確にはオーバースローが禁止で、下から投げるのはOKということでした。
あまりの人混みですっかり戦意消失し、人工磯に行って思いっきり投げてみましたが、見事に根がかりし、オモリまで無くしてしまいました。ちょうどこの日は風が西から強く吹いており、波しぶきが飛び散るぐらいの荒れた天気でしたので、さらにオモリを犠牲にする覚悟で釣りをする気にはなれず、早々に竿を畳む結果となりました。
イワシの群れが回ってきた!
トーマスは釣りをやめましたが、サビキ釣り客は入れ替わり立ち替わりやってきて所狭しとサビキ釣りに勤しんでいます。その様子を眺めていたら、イワシの群れが回ってきたようです。あちこちから歓声があがり、ボールペンくらいの大きさのイワシが釣れはじめました。時間は16時を回っていました。ちょうどこの辺りを回遊してきたのでしょうか。大人も子供も釣り上げていました。
若洲での釣りについては十分に分かったので何処か別の場所に行ってみることにしました。
夢の島
緑道公園の釣り場
若洲キャンプ場前から東陽町駅行きの都バスに乗り、夢の島でバスを降りて夢の島公園での釣りスポットを探して歩きました。事前に調べた情報では、夢の島にある緑道公園という場所でハゼが釣れると書いてあったので行ってみました。新木場駅を出て湾岸道路に沿って東に進み、緑道公園の東端にたどり着くまで徒歩約20分。今日は結構な距離を歩いてカロリーを消費しています。
大規模工事が入り、釣れる場所が全く無い!
夢の島マリーナの水門を出た水路の先に釣り人が3人いました。2人はルアー釣り、1人は長い竿を3本出してぶっ込み釣りをしています。その3名だけで釣りをするスペースは埋まっており、間を割って入ることがとても難しいです。水面に向かって左側の護岸にはロープが張り巡らされており、入って釣りをしてはいけないようになっています。さらに上流の水門に向かって進んでみると大規模な工事を行なっています。辺り一帯をコンクリートで強固にする目的でしょうか?フェンスが張り巡らされていて近づくことができません。もう既に時計は17時半を回り、暗くなりかけてきたので残念ですが竿を振るのはあきらめました。
釣り人にインタビュー
3名いた釣り人のうち、3本の長い竿で投げ釣りをされている方に声をかけてみました。まずは今日の釣果についてですが、全く何も釣れていないとのこと。何を狙っているのか聞いたのですが、何でもいいから釣れて欲しいが、今日は全くダメだそうです。「ハゼが釣れる」とネットの記事で見たのだがーと話すと、この時期ハゼは上流に行かないと釣れないよ!と言われました。この釣り人いわく、荒川の上流に中川と合流する水門の付近で、ハゼがたくさん釣れたとのこと。ただし、まだ小さくて小指ぐらいの大きさとのことでした。良いことを聞くことができました。さっそく明日は荒川と中川の合流ポイントに行ってみようと思います。
まとめ
東京ゲートブリッジの真下にある若洲公園は家族で釣りやその他のレジャーで1日を楽しむのにとても便利な行楽スポットです。駐車場もありますので車でのアクセスも便利ですし、新木場駅からバスを乗り継いで行くこともでき、アクセスの良いロケーションです。釣具のレンタルを利用すれば、手ぶらで釣りを楽しむこともできます。イワシの群れの回遊に遭遇すれば、サビキで簡単に釣れますのでお子さん連れにおすすめです。ただ、天気の良い休日は非常に混み合いますので、場所をゲットするのに苦労する覚悟が必要です。
一方、夢の島公園もバーベキューなど楽しむことができ、また熱帯植物園もあり、カップルや仲間、家族で楽しめるスポットですが、現在釣りをするスポットは極ごく限られておりますので釣り場としてはふさわしくないと思われます。
次回は、中川と荒川の合流地点からのハゼ釣りレポートをお届けしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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